お知らせ
HPE Aruba Networking、セキュリティ最優先のIoTデータ収集とエッジでの処理にAIを駆使するネットワークを小売業界に展開
小売環境のセキュリティ確立と管理でITチームを支援する新しい接続ソリューションは、強固なIoTセキュリティの確立とユーザー体験、業務効率の改善に寄与
2025年1月23日
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※本リリースは、ヒューレット・パッカード エンタープライズ(本社:米国テキサス州ヒューストン、以下:HPE)が、2025年1月13日(現地時間)に発表した英文リリースに基づいて作成した日本語抄訳です。原文(全文)はこちらをご参照ください。
HPEは、小売業が顧客体験と業務効率向上のために取り組む環境のモダナイゼーションを支援する接続性と、高性能エッジコンピューティングの新しいテクノロジーを発表しました。
NRF 2025 Retail’s Big Show において、HPE Aruba Networkingは、店舗への設置に適したネットワーキングポートフォリオを披露し、バックオフィス、倉庫、店舗、カーブサイド
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- HPE Aruba Networking 100 Series Cellular Bridgeは、光ファイバーやブロードバンドWAN回線が利用できない場合や障害が発生した場合でも、プライマリまたはバックアップのWANアクセスを簡単に展開して接続性を確保します。Cellular Bridgeは、光ファイバーアクセスではなく無線アクセスを活用することで、クレジットカード処理などのミッションクリティカルなサービスの耐障害性を高めます。また、ブロードバンドWAN接続のケーブル敷設に時間やコストをかけることが適切ではない、売店やイベント会場などへの出店に迅速な展開も可能です。
- HPE Aruba Networking CX 8325Hは、店舗に適した幅が半分の18ポートスイッチで、コンパクトなスペースに収まり、電力と冷却要件が低く、エッジコンピューティングのためのHPE ProLiant DL145 Gen 11サーバーに接続できます。
- HPE Aruba Networking 750 Series Campus Access Pointは、AI小売アプリケーションを強化するにあたって、IoTデータのセキュリティを確立、処理し、リアルタイムで配信します。
- 新しい HPE Aruba Networking Central AI Insights は、屋外に設置された Wi-Fi ネットワークのパフォーマンスを向上させ、カーブサイド業務の最適化に寄与し、セキュリティ侵害の可能性を示す異常な IoT 動作を検出します。
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小売業が店舗に加えオンライン取引を展開するにあたって顧客体験を充実させることに注力する際、通行人の往来がお客様との取引の妨げにならないようにすることがより重要になります。 HPE Aruba Networking Central AI Insightsは、顧客体験に悪影響を及ぼす要因を検知し、自動的にWi-Fiの送信出力設定を調整してパフォーマンスの低下を改善します。
小売業では、IoTデバイスが最も脆弱な侵入経路としてハッカーの標的なることがあります。侵入やマルウェアから保護するために、HPE Aruba Networkingアクセスポイントは、ネットワークエッジにおけるIoTデバイスの増加に対応するセキュアな接続プラットフォームを提供するように設計されています。IoT機器とは、カメラ、棚のラベル、RFIDラベル、エネルギーセンサー、モーションセンサーなどが挙げられます。IoT機器に起因するセキュリティ侵害から保護するために、HPE Aruba Networking Central AI Insightsは、侵入を示唆する可能性があるIoT機器からのアップロードやダウンロードにおける異常も検出します。
HPE Aruba Networkingのワイヤレス最高テクノロジー責任者であるスチュアート・ストリックランド(Stuart Strickland)は次のように述べています。
「倉庫管理、在庫管理、オムニチャネル実現が課題になっている小売業は、デジタルモダナイゼーションを可能にし、顧客体験を向上させる包括的でセキュアな接続性を必要としています。HPEのネットワーキングソリューションは、リアルタイムのIoTデータ処理とAI推論をデータが生成される現場に近づけ、売上増につながるオムニチャネルのショッピング戦略を支援します」
多くの業界と同様に、小売業もITリソース不足に悩まされています。店舗、倉庫、バックオフィスなどの拠点が地理的に分散している組織では、ますます複雑化するネットワークの管理にあたって、IT担当者が訪問する回数や時間を削減する必要があります。このたび発表した新しいソリューションは、HPE Aruba Networkingのプライベート5GおよびWi-Fiソリューションを拡張し、HPE GreenLakeクラウドおよびHPE ProLiant DL145 Gen11サーバーを含むHPEのエッジコンピューティングポートフォリオと統合することで、オンプレミス、クラウド、エッジコンピューティングリソースにわたるリモート管理を容易にします。
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IoT OperationsダッシュボードおよびIoTパートナーポータルを拡大
HPEは、HPE Aruba Networking Central IoT Operationsダッシュボードを拡張し、小売業のお客様がHPEパートナーの提供するサードパーティ製アプリケーションを活用して、アクセスポイントの機能を強化し、エッジにおけるIoTアプリケーションの可視性を向上させることを可能にします。
NRFにおいて、HPEは新規および既存のパートナーが提供する広範なビジネスソリューションのエコシステムも紹介しました。HPEのIoTパートナーポータルを通じて提供される小売業向けアプリケーション構築を支援するソリューションは、不正検知のためのリアルタイムビデオ、在庫管理とプロモーション、ロケーションアナリティクス、価格最適化などがあります。HPEは、小売業界向けIoTパートナーエコシステムとしては最大規模を誇り、NRFには以下の企業も出展しました。
- Hanshow:店舗管理を容易にするために、高度な双方向性を持つ電子棚札(ESL)を開発しました。ESLは、消費者のショッピング体験を向上させます。
- Simbe:世界初の自律型アイテムスキャンロボットを搭載したIoTプラットフォームで知られています。このロボットは、製品の位置、在庫レベル、価格の正確性を追跡します。
- SOLUM:デジタル棚札、電子看板、スマート施設ソリューションを提供しています。
- VusionGroup:コンピュータービジョンAI、IoT資産管理、電子棚札、デジタルディスプレイなどのソリューションを提供しています。
- Zebra Technologies:ウェアラブルデバイス、RFIDスキャナー、バーコードプリンター、環境センサー、インテリジェントキャビネットなど、オムニチャネル小売をサポートするハードウェア、ソフトウェア、サービスを提供しています。
■ヒューレット・パッカード エンタープライズ(HPE)について
Hewlett Packard Enterprise (NYSE: HPE) は、グローバルEdge-to-Cloudカンパニーとして、あらゆる場所に蓄積される全てのデータの価値を解き放ち、事業の成果を加速させる支援をします。人々の生活そして働き方の向上を目指し、数十年にわたって未来の再考とイノベーションを重ね、HPEは独自でありながら、オープンでインテリジェントなテクノロジーソリューションをas a Serviceで提供しています。クラウドサービス、コンピュート、HPC & AI、インテリジェントエッジ、ソフトウェア、ストレージを全てのクラウドとエッジにわたって一貫したエクスペリエンスで提供することで、お客様が新たなビジネスモデルを創出し、新たなエンゲージメントを展開し、運用のパフォーマンスを最大化できるようサポートしています。詳細はhttps://www.hpe.com でご確認ください。
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