HPEバーチャルOEM

今日のOEMイノベーターは、市場に自社製品を投入する際にさまざまな方法を選択できます。組織が保有する知的財産 (IP) がソフトウェアに含まれている場合、統合ソリューションスタックを提供することでお客様の運用を簡素化できると考えがちですが、かえってお客様の環境が複雑になることがあります。ハードウェアとソフトウェアがスムーズに連携するように最適化された、完全統合型ソリューションを提供しなければ、お客様に最大の価値を提供することはできません。しかし、ハードウェアの構成、設置、請求といった作業が重い負担となることがあります。それに対して、ソフトウェア限定OEMの多くは、より包括的な検証済みのソリューションをエンドカスタマーに提供する必要がありますが、定義されたハードウェア要素を含めるにはリソースや専門知識が不足しています。こうした状況を踏まえ、HPEはチャネルパートナーと連携して、これまでの販売ルートを補完する市場開拓モデルを構築しました。このモデルにより、パートナー様は完全統合型ソリューションをお客様に対してマーケティングおよび提案することが可能になるだけでなく、信頼できるパートナーと連携してハードウェアコンポーネントを提供するというメリットが得られます。つまり、パートナー様にとってはスケーラブルで柔軟かつ収益性に優れたビジネスモデル、そしてお客様にとっては優れたエクスペリエンスを実現できます。

バーチャルOEMソリューション (V-OEM) を利用すれば、ソリューションの迅速な展開と拡張が可能になり、OEMビジネスにおける競争力、アジリティ、柔軟性を維持できます。V-OEMでは、ハードウェアの統合、設置やライセンス料の請求をHPE認定チャネルパートナーに一任し、HPEハードウェアの取引処理を自社で行うことなく、ターンキーソリューションのメリットを維持できます。