WLANアクセスポイント

HPE Aruba Networking 560EX Series Hazardous Location Access Pointsは、Class 1 Division 2またはATEX Zone 2ソリューションが求められる屋外の危険場所 (油田や石油掘削装置、採掘施設、爆発性雰囲気/蒸気が存在する環境など) 向けに、コスト効率に優れたWi-Fi 6接続を提供します。Wi-Fi 6機能、Bluetooth 5および802.15.4/Zigbee無線をサポートし、最大1.49Gbpsのアグリゲートデータレートを実現する560EXシリーズは、危険な場所にWi-Fiを導入するうえで必要な速度と信頼性を提供します。

こうしたWi-Fi 6屋外アクセスポイントは危険場所向けに設計されており、ゼロタッチプロビジョニングを利用して迅速に設置できます。HPE Aruba Networking Centralでは、有線および無線LAN、WAN、VPNを一元的に監視できます。AIを活用した分析、エンドツーエンドのオーケストレーションと自動化、高度なセキュリティ機能が、このソリューションにネイティブに組み込まれています。560EXシリーズには限定ライフタイム保証が付属しています。

最新情報

  • Class 1 Division 2およびATEX Zone 2認証を取得したWi-Fi 6アクセスポイントが最大1.49Gbpsのアグリゲートデータレートを実現。
  • 危険場所向けとして、極めて過酷な屋外環境で極端な高温や低温 (-40〜+65℃) でも使用できるように設計。
  • 内蔵の1 Bluetooth 5および802.15.4無線 (Zigbee対応) によるIoT対応。
  • クライアントとRFの最適化により、クライアントを最適なアクセスポイントにマッチングさせることでカバレッジギャップが低減します。
  • ダイナミックセグメンテーションおよびPolicy Enforcement Firewall (PEF) は、すべてのネットワークに同じポリシーを自動適用し、ユーザーとデバイスのセキュリティを維持します。

機能

コスト効率に優れた屋外用Wi-Fi 6でHazLoc環境に対応

HPE Aruba Networking 560EX Series Hazardous Location Access Pointsは、危険な場所で使用するためのClass 1 Division 2およびATEX Zone 2認証を取得しており、屋外の危険場所において、最大1.49Gbpsのアグリゲートデータレートとハイパフォーマンスな無線接続を実現します。

Wi-Fi 6規格に準拠し、直交周波数分割多元接続 (OFDMA)、双方向マルチユーザーMIMO (MU-MIMO)、Target Wake Time (TWT) などの機能をサポートしています。

最良の無線信号が得られるAPにクライアントを誘導することでスティッキークライアントの問題を解消する、HPE Aruba Networking ClientMatchテクノロジーによって強化された無線エクスペリエンス。

危険場所への設置

極めて過酷な屋外の危険場所に対応できるよう設計されたHPE Aruba Networking 560EX Series Hazardous Location Access Pointsは、極端な高温や低温だけでなく永続的な湿気や雨にも強く、空気中の汚染物質が入り込まないように密閉されています。

耐候性に優れており、温度変化にも強いこのシリーズは、-40℃から+65℃までの温度範囲 (太陽光を含む) に対応できます。

引火しやすい濃度の可燃性ガス/蒸気/液体を含む、最も過酷な屋内および屋外環境の1つに対し、Class 1 Division 2およびATEX Zone 2認証を取得しています。

スモールフォームファクターで提供されるため、柔軟に設置できます。

IoT対応

HPE Aruba Networking 560EX Series Hazardous Location Access Pointsは、ネットワークセキュリティを強化して幅広いIoTデバイスをサポートするIoTプラットフォームとして活用でき、ネットワークオーバーレイが不要になります。

APは、内蔵のIoT無線により、Bluetooth 5およびZigbeeワイヤレスプロトコルをサポートしています。

Target Wake Time (TWT) によってIoTデバイスのバッテリ寿命が延びます。

HPE Aruba Networking Central Client Insightsでは、ディープパケットインスペクションを活用して追加のコンテキストや挙動情報を提供するため、デバイスへの適切なポリシー適用、また不正デバイスの継続的監視が確実に実現します。

セキュリティ機能の向上

HPE Aruba Networking 560EX Series Hazardous Location Access Pointsでは、ダイナミックセグメンテーションによってセキュリティが強化されており、ポリシーの動的割り当てとトラフィックの常時保護および分離により、複雑で静的なVLAN、ACL、サブネットを管理するという時間がかかりエラーを起こしやすいタスクが不要になります。

WPA3により強化された暗号化と認証、Enhanced Openによるゲストアクセス用の認証情報/キーのストレージ保護、ユーザーおよびIoTへのアクセスポリシー適用ファイアウォール (PEF) を提供します。

このAPは、PEFを活用してポリシー適用を簡素化し、APからゲートウェイ (またはモビリティコントローラー) へのすべてのトラフィックをカプセル化してエンドツーエンドの暗号化と検査を行います。

デバイスの信頼性を強化するために、560EXシリーズには、認証情報、キー、ブートコードを安全に格納するTrusted Platform Module (TPM) が搭載されています。

  • 1.
    Bluetoothの商標はその権利所有者が所有するもので、ライセンスを受けてHPEが使用しています。すべてのサードパーティの商標は、それぞれの所有者に帰属します。