ストレージネットワーキング

データセンターで信頼性とコスト効率に優れた高速接続を実現し、パフォーマンスを予測して投資を保護するにはどうすればよいでしょうか。

HPEストレージスイッチMシリーズSN2010Mは、最新のサーバーやストレージネットワークに最適です。1、10、25、40、50、および100GbEのポート速度をサポートするこのスイッチは、回線速度でパケットロスのない予測可能なパフォーマンスを実現します。他に類を見ないポート数とハーフワイドのフォームファクターにより、最大2台のHPEストレージスイッチMシリーズSN2010Mユニットを並べて配置し、単一のラックユニットで密度と可用性を向上させることができるため、このスイッチは理想的なトップオブラック (TOR) スイッチとなっています。ストレージに固有の機能と効率的な設計を組み合わせることにより、魅力ある優れた経済性と卓越したROIでエンタープライズレベルのパフォーマンスを実現します。HPE Mシリーズスイッチをベースとするネットワークは、高速で信頼性と拡張性が高いうえ、コスト面でも優れています。このような特性を持つこれらのスイッチは、ストレージ、ハイパーコンバージド インフラストラクチャ、金融サービス、ビッグデータ、メディアおよびエンターテインメント環境に最適です。

最新情報

  • HPEストレージスイッチMシリーズSN2010MにはNVIDIA® Cumulus Linux®ネットワークオペレーティングシステムが搭載されています (SKU S2T75A.の場合)。

機能

圧倒的なストレージパフォーマンスとフラッシュのROI向上を実現

HPEストレージスイッチMシリーズSN2010Mは、プライマリストレージ、セカンダリストレージ、ハイパーコンバージド インフラストラクチャ向けに設計された、ハーフワイドの1/10/25GbEおよび40/100GbE Ethernetスイッチです。このTORソリューションには、ブレークアウトケーブルで再構成できる、18個の1/10/25GbEポートと4個の40/100GbEポートが搭載されています。

強力なデータ処理機能と制御および管理プレーンを搭載しており、1/10/25GbEスイッチと40/100GbEスイッチのレイテンシを低減するとともに、コンパクトなフォームファクターで消費電力を減らします。

ポート間で300ns未満という超低レイテンシを実現します。これは、ストレージアクセスからネットワークへとレイテンシのボトルネックを移行させたフラッシュストレージだけでなく、急激にトラフィックが増加する今日のソフトウェア デファインド データセンターやクラウドデータセンターにとっても大きなメリットとなります。

バッファリングアーキテクチャーにより、ネットワークのさまざまな部分でランダムにデータが急増するアプリケーションのための優れたマイクロバースト吸収機能が提供されます。

要求の厳しいエンタープライズデータセンターおよびストレージ環境に最適

HPEストレージスイッチMシリーズSN2010Mでは、ポートを柔軟に組み合わせることで柔軟性と効率を大幅に向上させ、スケールアウト環境を簡素化して総所有コストを削減できます。

独自のポート構成により、特定のアプリケーションの要件に適したさまざまな呼損率に対応する40/100GbEアップリンクポートを使用して、1/10GbEまたは25GbEの速度でラックとサーバーの高速接続を実現できます。

RDMA over Converged Ethernet(RoCE)をサポートしてバッファーを最大限に活用できるようにするとともに、パケット損失を生じさせないように強化された機能を低レイテンシのフォームファクターに統合することにより、Ethernetストレージファブリック(ESF)に最適なスイッチを実現しています。

ストレージおよびハイパーコンバージド環境をサポートできるように機能を強化

HPEストレージスイッチMシリーズSN2010Mでは、単一のラックユニットで高いポート密度を実現することにより、容量を増やすとともに効率を向上させ、スケールアウト環境を簡素化して総所有コストを削減できます。

他に類を見ないハーフワイドのフォームファクターとポート数により、2台のHPEストレージスイッチMシリーズSN2010Mスイッチユニットを並べて配置し、単一のラックユニットで密度と可用性を向上させることができるため、このEthernetスイッチは理想的なTORスイッチとなっています。

競合するスイッチより使用する電力が少なくて済む設計のHPEストレージスイッチMシリーズSN2010Mは、業界最高レベルの省電力を実現するとともに、競合製品より放熱量が少なく、運用コストを低く抑えられます。

分散ストレージ、ハイパーコンバージド、分析、およびデータベースソリューションには、パフォーマンスや高可用性を損なうことなくスケールアウトできる機能が必要です。パケットロスを生じさせない設計の1/10/25GbEポートと40/100GbEポートを組み合わせたHPEストレージSN2010Mは、こうした環境に最適です。

クラスター化されたサーバーとストレージを展開するにあたっては、スループットが高くレイテンシの低い、アクティブ/アクティブ構成のネットワークスイッチ機能がきわめて重要です。このような機能を使用すれば、レイテンシを低く抑えつつ、多くのクライアントへの接続だけでなく、特定のサーバー、ストレージシステム、またはネットワークアップリンクへの40/100GbE接続も確立できます。

将来の成長を考慮した優れたパフォーマンス

HPEストレージスイッチMシリーズSN2010Mは、転送するパケットのサイズやデータを送信するポートの組み合わせにかかわらず、速度が混在する環境においても、ストレージネットワーク内の状況を予測して安定したスループットを実現します。

レイヤー2ネットワークとレイヤー3ネットワークの両方でデータを転送するだけでなく、すべてのフレームサイズでパケットロスを生じさせることなくワイヤーレートのパフォーマンスを実現し、フレームの損失を伴うことがある、アプリケーションへの悪影響を回避します。

導入することで1/10GbEポートをサポートできるうえ、少しずつ進化して40/100GbEの速度のアップリンクポートで25GbEの速度をサポートする設計となっています。これにより、ネットワークに対する投資を保護すると同時に、将来アーキテクチャーの速度を大幅に向上させることが可能です。

  • Linuxは、米国およびその他の国におけるLinus Torvaldsの登録商標です。NVIDIAは、米国およびその他の国におけるNVIDIA Corporationの商標および/または登録商標です。すべての第三者の商標は、それぞれの所有者に帰属します。