仕様
技術仕様
ラック電源
- HPE Intelligentシリーズラックファミリは、要求の厳しいデータセンターの現在および将来の要件に対応できるよう設計された、次世代のエンタープライズクラスのラックです。
革新的かつインテリジェントなアセット管理機能、卓越した構造統合性、高度な冷却およびケーブル管理機能、幅広い電源オプションとスイッチオプションを備えています。
中央管理サーバー
- HPE ProLiant DL380 Gen9サーバーをベースとする中央管理サーバーには、SAP HANA Studioのバイナリ、HPE 3PAR StoreServアレイのすべての管理ユーティリティ、そしてHPE Insight Remote SupportやHPE Integrated Lights-Outなどのソフトウェアが含まれています。
非常に柔軟な構成、卓越したパフォーマンス、および業界屈指のエネルギー効率を実現する設計のDL380 Gen9サーバーは、要求の厳しい今日のデータセンターの動的なコンピュートの要件に最適なソリューションです。
サービスと保証
- • 注文から運用までの時間を短縮するHPEファクトリーエクスプレスの統合サービス。
• 迅速な価値の実現をサポートするHPE Fast Start & Deployment Accelerator Services。賞を獲得したHPE SAP HANA CoE Solution Level Support。
• 限定保証の対象。詳細については、QuickSpecsをご覧ください。
コンピュートノード
- コンピュートノードには、エンタープライズクラスのHPE ProLiant DL580 Gen9サーバーで動作するインテル® Xeon® プロセッサー E7-8890 v4、またはE7-8880 v4を選択できます。コンピュートノードのサイズは、ノードあたり
• 2TB(34ノードでシステム全体のサイズを68TBまで拡張可能)、
• 1.5TB(34ノードでシステム全体のサイズを51TBまで拡張可能)、
• 1TB(34ノードでシステム全体のサイズを34TBまで拡張可能)の3つが用意されています。
ストレージ
- SAP HANAのログおよびデータファイルストレージに使用するスケールアウト構成では、HPE 3PAR StoreServ 8400とSAPのストレージを接続するAPIにより、クラスター化されたファイルシステムの必要性をなくすとともに、永続ストレージのアーキテクチャーを簡素化し、全体的なパフォーマンスを向上させます。
HPE 3PARシステムは、インライン重複排除を含むシンテクノロジーのシリコンベースのハードウェアアクセラレーションにより、ブロックおよびファイルプロトコルの汎用性とパフォーマンスを向上させ、真のコンバージェンスを実現します。
ネットワーク機能
- トップオブラック型のHPE FlexFabric 5930スイッチ2台でお客様のネットワークとの接続を確立します。
また、このスイッチを使用してラックを相互接続することにより、HANAの内部ネットワークを拡張し、最大34台のスケールアウトノードをサポートできます。SAP HANAデータベースサーバーと共有ストレージの接続には、トップオブラック型のSANスイッチであるHPE SN6000Bファイバーチャネルスイッチ2台を使用します。
マネジメント・ソフトウェア
- • SAP HANA Studio/SAP HANA SPS12+[1]
• HPE 3PAR管理およびFile Persona
• HPE Integrated Lights-Out Advanced
• HPE Insight Remote Support
オペレーティングシステム
- SUSE SLES for SAPまたはRed Hat Enterprise Linux for SAP HANAオペレーティングシステムを選択可能