固定ポートL3管理型Ethernetスイッチ

HPE FlexFabric 5900 Switch Seriesは、高密度かつ低レイテンシのトップオブラック (ToR) スイッチで、中規模および大規模のエンタープライズデータセンターのアクセスレイヤーや管理ネットワークの展開に最適です。
仮想化、拡張性、プログラマビリティへの高まるニーズに対応するため、低レイテンシの使いやすいOS (Comware v7). Intelligent Resilient Fabric (IRF)) を利用したハイパフォーマンススイッチングを、複数の物理スイッチを組み合わせて1つの論理デバイスにすることで、よりシンプルでフラットなアジャイルネットワークで提供します。ネットワークとセキュリティの機能およびホットスワップ対応のデュアル冗長電源により、投資保護、信頼性、可用性を確保し、高度なシャーシ電源管理を可能にします。
またこうしたスイッチは、HPE Intelligent Management Center (IMC) を使ったマルチベンダーネットワーク管理を通じて、ネットワークの可視性を提供しています。

最新情報

  • 高密度かつハイパフォーマンスなトップオブラック (ToR) スイッチは、48個の10/100/1000Mbps RJ-45ポート、
    4個の1/10 SFP+ポート、2個の40 QFSP+ポートを搭載し、レガシーネットワークと最新ネットワークのギャップを解消します。
  • HPE Intelligent Resilient Fabric (IRF) テクノロジーにより、耐障害性と拡張性を向上できます。
  • 低レイテンシのカットスルー方式および多様なワイヤースピードのパフォーマンスを実現します。
  • IPv4およびIPv6対応の豊富な機能セットでレイヤー2、レイヤー3、QoS/ACLの機能をサポート。
  • OpenFlowとNETCONFで手動タスクを自動化し、サービスデリバリを向上。
  • エアフローを切り替えられるホットプラグ対応のデュアル冗長電源により、消費電力を削減できます。 

機能

データセンター環境の要求の厳しいアプリケーションに適した低レイテンシと複数ワイヤースピード

HPE FlexFabric 5900スイッチシリーズは、10/100/1000BASE-Tの複数ワイヤースピードおよび1/10/40Gファイバーポートを提供し、優れたパフォーマンスと柔軟な導入を実現します。

すべてのポートにおいて、優れた拡張性とソフトウェア定義ネットワーク (SDN) のサポートを実現する、すべてのL2/L3機能、IPv4/IPv6デュアルスタック、OpenFlow、およびNETCONFをサポートしています。 

Intelligent Resilient Fabric (IRF) スタックでは、稼働停止することなくL2スイッチングとL3転送を実行でき、運用の複雑さが軽減されます。 

High-Performanceデータセンタースイッチング

HPE FlexFabric 5900スイッチシリーズは、336Gbpsのスイッチング容量で非常に要求の厳しいアプリケーションをサポートします。

データを多用する環境で最大250Mppsのスループットをサポートします。

低レイテンシ (10GbEで1.5µs未満) により、ネットワークのスループットが向上します。また、超高速アップリンクを実現する40GbE QSFP+ポートも2個搭載されています。

ヒューマンエラーをなくし、ネットワークデバイスのセットアップを自動化してゼロタッチプロビジョニングをサポートすることで、ROIを向上します。

簡素性とTCO削減

HPE FlexFabric 5900スイッチシリーズは、マルチユニットのHPE Intelligent Resilient Fabric (IRF) によりスイッチの管理を最大88%簡素化します。

エアフローを (前面から背面および背面から前面に) 切り替えられるホットスワップ対応のデュアル冗長電源により、消費電力を削減できます。

HPE Intelligent Management Center (IMC) を使用して、一元的な構成、コンプライアンスおよびポリシーの管理、監視、トラブルシューティングをサポートし、一貫したネットワーク管理を実現します。

スイッチ1台につき1つのライセンスですべてのOS機能を利用でき、追加コストが発生することはありません。

すべてのスイッチポートは、アクティブな状態にあり、認証ライセンスなしですぐに使用できます。

ビジネスアジリティと耐障害性

HPE FlexFabric 5900スイッチシリーズは、50ミリ秒未満でのコンバージェンス[1]を実現するIRFでアプリケーションの応答時間を短縮します。

ダウンタイムなくモジュールごとに更新を実行するIn-Service Software Update (ISSU) により、高可用性が実現します。

すべてのスイッチポートは、アクティブな状態にあり、認証ライセンスなしですぐに使用できます。

SDNで煩雑なタスクを自動化し、無駄なリソースを再利用できます。

  • 1.
    https://networktest.com/hpirf/hpirf1.pdf