固定ポートL3管理型Ethernetスイッチ

HPE FlexFabric 5940スイッチシリーズは、パフォーマンスが高くレイテンシの低い、10GbEと40GbEのトップオブラック (ToR) データセンタースイッチファミリです。5940スイッチには、HPE FlexFabric Data Centerソリューションの一部であり、FlexNetworkアーキテクチャーの基盤である100Gアップリンクテクノロジーが装備されています。
5940スイッチは、大規模エンタープライズデータセンターのアグリゲーションレイヤーやサーバーアクセスレイヤー、または中規模企業のコアレイヤーに展開するのに適しており、ハイパフォーマンスなサーバー接続、Ethernetとストレージのトラフィックのコンバージェンス、および仮想環境をサポートできるよう最適化されています。

最新情報

  • HPE FlexFabricネットワーク分析ソリューションは、ネットワークを可視化し、最適なパフォーマンスでネットワークを運用するためのあらゆる情報を提供します。
  • VXLANレイヤー2およびレイヤー3ゲートウェイのサポート。
  • キャンパスアグリゲーション層およびキャンパスコア層に配備できるよう事前構成済みのスイッチバンドルです。
  • 高可用性の実現に向けて設計された、高度なモジュール式のComware 7用オペレーティング システムです。
  • 最大9個のスイッチのIRFサポートによって、管理が最大88%簡素化されます。
  • EVPN、OpenFlow、およびSDNによって、手動タスクが自動化され、サービス提供が早まります。

機能

HPE FlexFabric Network Analyticsを備えた高度な高密度データセンタースイッチ

HPE FlexFabric 5940スイッチシリーズは、1RUの筐体で高密度の48個の10GbE (SFPまたはBASE-T) および6個の40GbEポート、48個の10GbE (SFPまたはBASE-T) および6個の100GbEポート、および32個の40GbEポートを提供します。これを利用することで、10/40/100GbE ToRスイッチをサーバーエッジでスケールに応じて配備できます。

HPE FlexFabric 5940スイッチシリーズには、2個の40GbEポートを備えた2スロットのモジュラーバージョンと、4個の40GbEポートを備えた4スロットのモジュラーバージョンもあります。

HPE 5940スイッチシリーズには、HPE IMC Virtual Application Networking Fabric Managerと連携して、ネットワーク全体の動作とパフォーマンスに悪影響を与えるマイクロバーストによるネットワーク輻輳をリアルタイムで可視化する、HPE FlexFabric Network Analyticsが搭載されています。

High-Performanceデータセンタースイッチング

HPE FlexFabric 5940スイッチシリーズは、最大2.56Tbpsのスイッチング容量で非常に要求の厳しいデータセンターアプリケーションに対応します。

データ集約型環境で最大1904Mppsのスループットをサポートします。

低レイテンシ (40GbEで1マイクロ秒未満) のため、ネットワークのスループットが向上します。

ネットワーク仮想化とオーバーレイソリューションに対応するVXLANのサポートにより、柔軟性が向上します。VXLANトンネルを動的に管理するためのOpen vSwitchデータベース (OVSDB) が含まれています。

Comware 7によるビジネスアジリティと耐障害性

HPE FlexFabric 5940スイッチシリーズは、Hewlett Packard Enterprise Intelligent Resilient Fabric (IRF) <によって50ミリ秒未満でのコンバージェンスを実現し、アプリケーションの応答時間を短縮します。

In Service Software Update (ISSU) によって、バックグラウンドで再起動や電源再投入が行われることなくモジュールごとに更新が実行されるため、高可用性が実現します。

簡素性とTCO削減

HPE FlexFabric 5940スイッチシリーズは、9ユニットのIntelligent Resilient Fabric (IRF) によりスイッチの管理を最大88%簡素化します。

すべてのOS機能で1スイッチにつき1ライセンスという単純明快な仕組みです。隠れたコストは発生しません。

すべてのスイッチポートは、アクティブな状態にあり、認証ライセンスなしですぐに使用できます。